「とにかく丁寧に!」鹿児島の伝統工芸品に思いを込めて作ります!
「鹿児島の伝統工芸品を取り扱っているので、今後もそれに恥じない作品づくりをしていきたい!」そんな思いで、日々頑張っている、宮本亮佑さんを取材しました。
もともと職人気質な仕事が好きな宮本さん。現在は、岩切美巧堂で錫職人として4年目になります。
錫器職人を目指した当初は、ゼロからのスタートでしたので、覚えることが多く大変なこともありました。
丁寧にものづくりをして、作品ができたときの達成感は、ものすごく嬉しいです。
錫はやわらかい金属ですので、叩いたり削ったりして、薩摩錫器を作っていきます。
とにかく叩いて、伸ばして、自分の手触りだけを頼りに、何度も何度も確認をしながら形を作っていきます。
錫は割れない、錆びない、縁起の良い商品、そして熱伝導がすごいです。なので、アイスクリームを乗せてキンキンに冷えた器で食べたら、美味しさ倍増になると思います。
鹿児島の伝統工芸品「薩摩錫器」を、少しでも多くの人に使っていただきたいです。そして、薩摩錫器の良さを知っていただきたいです。
今後は、職人の先輩方の背中を見ながら、少しでも多くの作品を作っていきたいです。
宮本亮佑/Miyamoto Ryosuke
職人気質な自分!いつまでも初心を忘れず丁寧な職人技を身につけていきたい!
鹿児島の伝統工芸品を取り扱っているので、今後もそれに恥じない作品づくりをしていきます。
現在、有限会社岩切美巧堂にて勤務。
薩摩錫器工芸館 岩切美巧堂
〒899-4332
鹿児島県霧島市国分中央四丁目18-2
TEL:0995-45-0177