地元愛と挑戦心で始めた地域の特産品である黒豚を使った食堂「トントン亭」のオーナー塩月大志郎さんをご紹介します。
塩月さんの実家は、家業として土産品の卸業を営んでおり、観光客を主な顧客としていました。
その家業を継いでしばらくした後、自分自身のビジネスを立ち上げたいと思い、霧島には黒豚専門店が少ないと思い、地域の特産品である黒豚を使った食堂「トントン亭」を開業しました。
飲食業の経験は全くなく、黒豚に対する興味と地域への愛着が食堂経営のきっかけとなりました。
観光客をターゲットにしたビジネスは、実家の観光客メインのビジネスモデルを引き継いだものでした。
「トントン亭」を経営する中で最も辛かったのは、新燃岳の噴火による観光客の減少でした。
自然災害による影響は大きく、観光客が激減した時期は非常に厳しいものでした。しかし、困難な時期を乗り越え、再び観光客が戻ってきた時の喜びはひとしおでした。
毎年訪れてくれるお客様や、県外から取り寄せてくれるお客様の存在は大きな励みとなっています。
特に、顔なじみのお客様が再訪してくれる事は、大きな喜びとやりがいを感じる瞬間です。
最初は仕事に対する興味はあまりなかったものの、次第に仕事の面白さやお客様の笑顔に触れる事で、徐々に楽しさを見出すようになりました。
食堂経営を通じて感じる達成感と地域貢献の喜びが、仕事への愛着を深めていきました。
今後の目標は、「鹿児島県で一番観光に詳しい男」になる事です。
地元霧島の魅力をもっと多くの人に知ってもらい、観光業を通じて地域の活性化に貢献したいと考えています。
塩月 大志郎／Shiotsuki Taishiro
「鹿児島県で一番観光に詳しい男」として、地元霧島の魅力を発信し、地域の活性化に貢献したい！
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