全てが整って、しっかり準備して、そして自分の心と合致して、それを歌として表現していますよぉ〜!
テノール歌手の小城龍征さんをご紹介します。
中学生の時に、テレビで初めてオペラを見て、「いいなぁ〜!テノール歌手って、すごく良い声でカッコいい!俺もこういう風になりたい!」と思ったのを機に、テノール歌手を目指しました。
国立音楽大学卒業後、イタリアへ移住しました。
オペラはお芝居なので、言葉が密接に結びつきます。役者が演技する時に言葉がカタコトになってしまうとステージが成立しなくなるのではと思い、「ネイティブに喋れるようになりたい」そんな想いで、どうしてもイタリア移住でオペラを学びたかったのです。
テノールの魅力は、男性の高い声を出す声種で「歌声で愛を語るパート」です。失恋や恋焦がれる想いなど、純粋に愛の言葉を語るのがテノールのパートで、花形の役が多いです。
その声は、とても重要で、声を出すのがとても大変なパートでもあります。日常から声が出ないと恐怖を感じます。本番では、失敗しても、満面の笑みで演じ切らないといけませんので、精神的な辛さを感じる事もあります。色んな失敗を積み重ねる事によって、ベテランになっていきます。
イタリアから帰国して10年ほど経った頃、地元鹿児島でのコンサートを機に、色々な繋がりがあり、「もう少し鹿児島へいようかな」「仕事を作って鹿児島へいようかな」そんな事をしていたら、地元鹿児島へ移住していました。そして、鹿児島での新しい生活スタイルが出来上がっていました。
最近では、自身のコンサートを開催した際に、「また会えましたねぇ!」「歌が聞けて幸せです!」などの声をいただき、一番の励みになっています。
歌で貢献する事が、私にとって一番幸せを感じます。やりたい事が人の喜びになるのが好きです!
今後は、鹿児島県内でコンサート巡りをし、少しでも多くの人に「楽しむ時間を提供していきたい!」そう思います。
小城龍征/Kojo Ryusei
もっともっとオペラの素敵な空間を広めていきたい!地元に根ざした活動をしていきたい!
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