クリスタルガラスをカットしているので、とにかくキラキラして綺麗なんです!
一度途絶えた歴史に、新たな風を!!
鹿児島県の伝統工芸品「薩摩切子」を製造する「美の匠ガラス工房弟子丸」代表の弟子丸努さんをご紹介します。
弟子丸さんが薩摩切子に出会ったのは、高校卒業する時の、就職活動中でした。
「こんな仕事があるよ〜!」と、紹介されたのが、現在している仕事でした。
薩摩切子は、江戸末期に作られていましたが、戦争などで工場が焼けて、120年ほど歴史が途絶えていましたが、弟子丸さんが高校を卒業する時に、とある事業が始まりました。
それが、薩摩切子の復元でした。偶然の出会いなんです。
薩摩切子の復元をしようとしている人に出会い、その美しさに衝撃を受けて「こういうのがあったんだ!作ってみたい!」と切子師を目指しました。
高校を卒業してから8年ほど、修行をしつつ、復元に携わり、薩摩切子の生産をしていました。
当時は、復元!復元!と、新たな作品を作る事ができませんでした。
切子師という世界に入った以上は、「自分の作品を作りたい!」「新しい作品を作りたい!」という思いがありました。
その後、薩摩びーどろ工芸の立ち上げに携わり、自身の作品を17年ほど作り続けました。
「さぁ!これからは、のんびり1人で作っていきたいな!」そんな思いで霧島市で独立をする事を決めました。
長年薩摩切子を作ってきて、よくお客様に言われていたのが、「薩摩切子の器に、自分の名前を入れて欲しい」という相談でした。
薩摩切子という伝統工芸品の伝統を重んじて、薩摩切子に傷をつけれないと断っていましたが、自分自身で自由に作れるようなブランドを作れば良いと思い、現在の霧島切子というブランドを立ち上げました。
切子職人としての一番の拘りは、雑に作らず、綺麗にきっちりと作る事で、どんなに小さい物でも、大きい物でも、2種類のヤスリを巧みに使いこなして、切子を作っていきます。
今後は、生まれ育った霧島市に独立をして、これからもっと霧島市を盛り上げていきたいと思います。
そして、魅力あふれる薩摩切子をもっと色々な方に見ていただきたいなと思います。普通のグラスとは輝きが全然違います。そのキラキラ感が魅力です!
2022年8月10日には、少しでも多くの方に、薩摩切子の魅力を伝えようと、ギャラリーと体験工房をオープンしました。ぜひお越しいただければと思います。
弟子丸努/Deshimaru Tsutomu
綺麗な薩摩切子をぜひ見てほしい!
生まれ育った霧島市に独立をして、これからもっと霧島市を盛り上げていきたい!
美の匠 ガラス工房 弟子丸
【本店】
〒899-4304
鹿児島県霧島市国分清水1丁目19-27
TEL:0995-73-6522
Instagram:https://www.instagram.com/deshimaru.satsumakiriko/
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【SHOP】
ART DESHIMARU
〒899-5103
鹿児島県霧島市隼人町小浜1817-1-2
TEL:0995-73-4747