「ひげじい」って呼ばれているよ(笑)
こども食堂を立ち上げ、ボランティアスタッフと一丸となって、笑顔のために!子供のために!
子供に愛される、「ひげじい」こと、榊一信さんをご紹介します。
榊さんは、その昔、自分自身も困窮者だった時代がありました。
テレビ番組で、30年間、団地の子供たちに食事を作って提供している人が取材されていました。
「そんな素晴らしい活動があるのか!」と思い、それがきっかけで、自分も助けていただいた時代の事を思い出し、「恩送り」をしたいと思い、こども食堂を立ち上げました。
活動を始めた当初は、順調に子供食堂の活動をしていましたが、世の中の状況の変化の為、料理提供ができず、活動をやむを得ずお休みしなければならない事態となりました。
その為、今までフードバンク等からいただいていた資材が無駄にならないよう、ドライブスルーでの無料配布を考えました。
しかし、榊さんは、ドライブスルーをしながら、本来の目的である「困窮者の為の活動!」が少し違ったように感じました。
その時、とある女性が「こんにちは!シングルマザーです!3人の子持ちなんです!!!」と、明るく声をかけてくれました。それを機に、まずは、シングルマザーの方の為に頑張ってみようと思いましたが、シングルマザーは、決まった時間に動けない人が多い事がわかり、ロッカー方式を導入することに決めました。
ドライブスルーで配布をしていたら、働いている関係で来れない人が多かったので、本来配布をしたい人に届かない事が多々ありましたが、ロッカー方式にしてから、本来の目的の方へ食材提供をしやすい環境が整ってきたように感じます。
今までの活動ですごく楽しく嬉しく感じた事は、子供たちとの触れ合いです。
榊さんは、子供が大好きで、子供たちにも「ひげじい」と呼んでもらっているそうです。
(呼ばれているのか?呼ばせているのか?(笑))
これからも子供たちと触れ合う事が楽しみですので、今後は、ピザ窯を作って、ピザ作りの体験ブースを作りたいなと思っています。
榊一信/Sakaki Kazunobu
「自分が助けていただいた時代の事を思い「恩送り」をしたい」その思いと、未来溢れる子供たちの笑顔のための活動を、これからも維持していきたいと思います。
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