幸せな気分にさせてくれるケーキ。
その魅力に惹かれ、「もっと食べたくなるケーキ」を作ている、パティスリーアンパッションの内慶一郎さんをご紹介します。
内さんは、幼い頃から母親やおばさんによって誕生日ケーキやクリスマスケーキを作ってもらう事がよくありました。
その経験は、自身にとって「幸せの象徴」であり、幼少期からケーキに興味を持つきっかけとなりました。
高校時代には飲食店でアルバイトをし、大学に入学してから本格的にお菓子作りの道を志す事を決意しました。
10年間にわたり、神戸と福岡でお菓子作りの修行を積み、その後、鹿児島市内でお店のマネジメントを含む幅広い経験を積んできました。
偶然にも、現在の店舗がある国分には縁があり、独立を考えていた事もあり、その結果、現在のお店でケーキ屋さんを始める事を決意しました。
内さんがお菓子作りをする際に一番求めているものは、「もう一つ食べたくなるようなケーキ!」を目指しています。
口溶けが良く、キレがある油分の口溶けだけでなく、フワフワ感や空気の入れ方など、ボリュームがあっても一口食べた後にもう一つ欲しくなるようなケーキを作りたいと考えています。
また、焼き菓子やショコラに関しては、できるだけ新鮮な状態で提供できるように、作る量を調整しています。内さんは風味を最も重視しており、そのために常に工夫を重ねています。
国分に住んで10年以上が経ち、「とても良い街!」と思っています。
温泉が近く、子育てにも適した環境であり、公園や海も近くにある事から、この街での生活を大変満喫しています。
地域の方々からの声援や「おいしいよ!」といった言葉、外出時に家族で声をかけてもらったり話しかけてもらったりする事は、とても嬉しいです。
それらの経験は、地域コミュニティとの絆を感じる事ができ、心地よい暮らしを支えています。
「幸せの象徴!」
悲しい時にケーキを食べる人は、少ないように感じます。
子供が産まれ、自分が作る側になって初めて、1歳の誕生日など自分の子供に対してケーキを考えるようになりました。
その時、幸せの象徴としてケーキが浮かび上がります。
「この子が一年間無事に成長してくれてありがとう!」という感謝の気持ちが込められた日として、ケーキを作ることが、実際にはどれほど特別な事か気づかされました。
作る側になった事で、ケーキに対する考え方が180度変わりました。
これからは、そうした感謝や喜びを大切にし、ケーキ作りに真摯に向き合っていきたいと感じます。
内 慶一郎/Uchi Keiichiro
パティスリーアンパッション代表
これからも感謝と喜びを込めたケーキ作りをしていきたい!
パティスリーアンパッション
〒899-4332
鹿児島県霧島市国分中央一丁目3-42
TEL:0995-73-6938