自分自身の精神を落ち着かせる場所!心の戻れる場所を作ってくれる!
それが、茶道だと思います。
考え事をしていても、お茶に集中する事によって、色々な雑念が消えていきます。お弟子さんにも「心が落ち着いていなければ、作法が乱れる!」とよく言っています。
茶道は、目に見えない心の中身が表面にでます!
茶道の世界では準教授、茶道家の勝間宗昭さんをご紹介します。
茶道を始めたきっかけは、大学時代に茶道部に入っていた事がきっかけでした。
茶道は、師弟制度の為、先生について階級が上がっていき、勝間さんは準教授という立場で茶道をしています。
茶名を取得するには、準教授にならないと、お弟子さんに茶名を与える事はできません。
これまで色々な事をしてきましたが、中でも国際交流協会でイベントの委員長をしていた時に、海外の方へ茶道を教えるという事が、一番楽しく思えました。
海外の方へ教えるという事は、自分自身の表現力との戦いで、日本人なら口で済む話が、海外の方には、「なぜ、このような行為をするのか?」というのを伝えなければならないからです。
それらをしっかり伝える事により、「なぜ、このようにするのか?」という今までの自分自身の格好が明確になります。
国際交流は、良い場所を見たり、良い友達を作ったりする事も大切ですが、自分の国の文化をどれだけ理解し、相手に伝達できるかが国際交流だと思います。
なので、お茶というのは、とても大事なツールになります。
茶道というのは、形の芸術ですが、もう少しリラックスした感じでしても良いかなと思います。
今後は、野点をして、桜の咲く時期は桜の下で、紅葉の時期は紅葉の下で、季節を感じる茶席を振る舞いたいと思います。
勝間宗昭/Katsuma Sosyo
お茶を通して、誰かとその時を過ごすというのがいい!